Dear...
~~♪

彼からのメール受信を知らせるメロディが流れる。

夜に来るかと思ったが、意外と早く、夕方の4時過ぎだった。

そのせいで、中途半端にしか心の準備を整えられなかったが、返信の内容はもう既に考えてあった。


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また遅くなったね。ごめん。夏祭りはわからないな。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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いえ、気にしないで下さい!
私、先生を好きなんで、ついどうでもいい事でメールしちゃうんですよ。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この文で、どのくらい気持ちが伝わるかは未知だ。

けど、好きという文字を入れられただけでも…。

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