Dear...
誰かに、仲良くていいなーと言われても、私は全否定していた。

それでも、毎週彼の元へ通うのはやめなかった。

私が携帯を忘れ、最近悪い事が続いている気がすると愚痴った時、


『悪い事が続いたら、次は必ず良い事があるから。』


と言ってくれた。


遅刻して教室に行けば、

『どうしたんだ?』

『間に合ってよかったな。』

と笑ってくれた。
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