Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】



「楽しんでまーす」

「もっと愛してぇー」



会場内から
次から次へと……
それぞれの返事が響きあう。



「まだ、愛が足りない?」

「足りなぁーい。

 こんなんじゃ……
 はらめないよー」



会場内の声を聴きながらも
私が視線で追いかけるのは、
Taka。


艶やかな紫の髪の彼を
追いかけ続ける。


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