Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】
会話に入ることも
出来ないそれが嫌で
一瞬だけでもいい、
恋人が欲しい。
彼氏が欲しいって。
一人だけ取り残されてる
感覚に耐えられなかったから。
あの時、そんな考え方に
ならなかったら私は……。
六人目の想い人。
土岐悠太(とき ゆうた)。
告白と同時に、
私の初めてを
その場で奪われた。
告白してすぐに
体を要求してきた肉食獣。
彼氏が欲しくても、
肉体関係だけのヤツが
欲しいわけじゃない。
私も女の子だから……
恋に憧れる心もあるわけで。
告白してすぐに、
肉体関係を押し付けたアイツに
抵抗を見せた私を
何度も何度も殴りつけた。