Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】
頷いた後に、
ふと言葉を思い返す。
「ねぇ?
私の家じゃないとダメ?」
TakaとAnsyalだらけの狭い部屋。
ただでさえ狭い部屋にグランドピアノを
入れて、キツキツの空間。
そして最近は片づける気も起こらなくて
さらに散らかってる私の部屋。
あぁ絶対、ダメだ。
「唯ちゃんの家じゃないと
意味がないじゃん」
「散らかってるたんだけど」
「気にしないって」
「凄く狭いんだけど」
「問題ないって」
結局、何を言っても
許してくれようとしない
宮向井くんに流されるような形で
退院後、私の自宅へと向かう。