Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】



「ホントに狭くて
 散らかってるから。
 
 ちょっと待って。

 少し片づけてくる」




私は口早に伝えると
ドアノブに手をかけて
一気に下げると、
部屋の中に
駆け込んでいく。


鞄を放り投げて
脱ぎ捨てられた
服とかを押入れに詰め込む。




「唯ちゃん、
 別に散らかっててもいいし」




気が付いたら、
彼は私の部屋の中に
侵入してきた後だった。





見られた。

私の教師生命も
もしかしたら、
確実に終わった?







教師が、
教師の自宅で
生徒と二人きり。




< 215 / 613 >

この作品をシェア

pagetop