Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】
「ホントに狭くて
散らかってるから。
ちょっと待って。
少し片づけてくる」
私は口早に伝えると
ドアノブに手をかけて
一気に下げると、
部屋の中に
駆け込んでいく。
鞄を放り投げて
脱ぎ捨てられた
服とかを押入れに詰め込む。
「唯ちゃん、
別に散らかっててもいいし」
気が付いたら、
彼は私の部屋の中に
侵入してきた後だった。
見られた。
私の教師生命も
もしかしたら、
確実に終わった?
教師が、
教師の自宅で
生徒と二人きり。