Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】
誰も本当の俺を
求めちゃいない。
俺が必要とされるのは
兄貴としての身代わり。
AnsyalのTakaは
俺であってはいけない。
俺は兄貴の身代わりに過ぎない。
何時しか、降り始めた
突起的な強い雨は
俺の体を容赦なく
打ち付けていく。
携帯電話を取り出して
唯ちゃんのアドレスを
縋る様に呼び出す。
☆
唯ちゃん。
こんな時間にごめん。
今日は楽しい時間
有難う。
宮向井
☆