Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】
何?
凄くサプライズなんだけど。
他の利用客もいる中で、
そこだけが、賑わいを見せている
ゲート前。
「はいっ。
皆さんが騒々しくしましたら
メンバーはすぐに退席します。
FC旅行参加の皆様は、
他の利用者の肩の迷惑に
ならないようにマナーを守って
交流してください」
スタッフのお姉さんが
必死に呼びかける。
百花の託実スイッチも入り、
気が付くと、百花はすでに隣に居ず、
私は人だかりに囲まれてる
Takaを囲む人の輪を
ただ黙って眺めていた。
LIVEと違って、
ここで割り込む勇気は
流石にないよ。
搭乗時刻前、
メンバーが移動する間際
私の隣をすれ違った時、
ふと、視線がTakaと
会ったような気がした。