Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】


イタイって
思われるかも知れないけど
その方が幸せじゃん。



Takaが通り過ぎた後、


「おっ、
 唯ちゃんも来たんだね。
 楽しんでってねー」
 

十夜が通りすがりで
声をかけてく。



周辺の十夜ファンの子たちの
視線が突き刺さる。




……はぁ……。

声をかけてくれたのは十夜。



Takaだったら幸せなのに。


搭乗時間になり、
飛行機は離陸。


飛行機の中で百花と
Ansyalネタで話ながら
旅行に来てる子たちと交流して
友達を増やしながら
過ごしていると
気が付いたら香港。


ドキドキの入国審査を終えて
荷物を受け取り、
広い到着ロビーで、
現地ガイドさんと
Ansyalのスタッフさんが
持つ旗を目印に合流。


香港独特の湿度が
肌に絡みついていき、
慣れない湿度に、
気温に手扇をしながらやり過ごす。
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