Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】



すでに、
涼しいところが恋しいんですが。


旅行メンバーが全員揃って、
高温多湿な気候の香港を
バス停に向かって歩いていく。


バスは二台。


それぞれが指定された
バスに乗り込み発車を待っていると
またまたサプライズ。

メンバーが乗り込んできた。


車内は、
高温多湿もなんのその。
一気に熱気に包まれる。


「今日から、三日間。 
 一緒に楽しもうな。

 まず、バスは二台あるんだけど、
 各、観光スポットごとに
 メンバーが抽選で乗り込むから
 そこんとこ、宜しく。

 まず、お前たちが乗ってる
 一号車。

 こっちは、最初の観光スポットまでは、
 俺、十夜と、託実がご案内。

 Taka、祈、憲は、
 今は二号車だからな。

普段、ほとんど、しゃべらない
 アイツラで、あっちは持つんだろうか。
 
 まっ、こっちはこっちで
 盛り上がっていこうぜ」



MC慣れしてる十夜が、
車内をトークで煽る。


百花は目をハートにして
託実に釘づけ。

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