Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】
14. ガラスノナミダ -雪貴-
俺が夢見たもの。
それは唯ちゃんが、
兄貴のTakaの傍じゃなくて
俺の傍で
全てを真実を知っても尚
笑い続けてくれること。
俺が望んだ未来。
だけど……神様は
許してくれなかった。
抱き続けた想いは、
あの日を境に
音を立てて割れた。
……そう……。
唯ちゃんの心のガラスが、
粉々に砕けた
兄貴の病室で。
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14. ガラスノナミダ -雪貴-