Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】




そんな私が……
どっぷりと……はまってるのが
バンドの追っかけ。



そうやって言えたら
どれだけ気楽だろう……。



だけど本当は違う。


生きていくのが
辛くなったその日
私を助けてくれた人が
運び込まれた病院の
ベッドサイドに残してくれた
唯一の手がかり。


それがこのバンドの音楽。


それ以来……
私は何かにとりつかれたように
この空間【場所】で出会った
親友の百花と二人、時間を見つけては
LIVEハウスに日参する。


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