君と恋する奇跡~優しい笑顔に恋をして~
「は!?じゃあ肉まんは?」



肉まんは…。



…確認すると……あった!



「肉まんならございます」



なんでこのギャルはあたしのことを
睨んでるの?




「そう。じゃあそれちょうだい」



「はい」



あたしは肉まんを袋に入れ、
指し出した。




「200円になります」



「はあ!?200円?あんまん
なかったんだからちょっと
安くしなさいよ!」



はい?安く?



あんまんがなかったぐらいで?



意味わかんない。



「すいません。それはできません。
本当にすいません」



あたしはとりあえず頭を下げた。
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