君と恋する奇跡~優しい笑顔に恋をして~
変な夢を見た日から
2週間が経ち、8月に入った。



あれから、また何度もつけられ、
怪しい手紙も何通も
送られてきた。



龍汰とは特に何もすることもなく、
ただメールでやり取りするだけ。



何か知らないか聞いてみよう
と思ったけど、
結局聞かなかった。



何か変なことされたら困るし。


逆にそれでばれても困るし…。



今、このことを知ってるのは
あたしだけ…。



あたしは特に気に
してなかった。



今日もバイトに向かう。




すると、またあたし以外の
足音が聞えてきた。



怖くなったあたしは、
従業員用の扉まで走った。



「はあはあ…」



―ガチャ



急いで中に入る。
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