君と恋する奇跡~優しい笑顔に恋をして~
やっぱ怖いよ!


「どうしたのっ?雅ちゃん!
そんなに慌てて」



中に入った途端、店長さん
の驚く声が聞こえた。



店長さんは店は違うバイトさんに
任せて、今は何かの確認を
していたらしい。



「あ、いえ。……あ、あの!」



「え?」



「あ。やっぱ何でもないです」



つけられてることを言おうかな?
と思ったけど、やっぱやめた。



なんとなく、誰にも言いたくないから。



「…そう。じゃあ、今日も
よろしくね?」



「はい!」



店長さんは優しい笑顔を
あたしに向けて、店の方に
戻っていった。




よし!


あたしも仕事しないと!



色々と考えてる場合じゃない。


働かせてもらってるんだから。




そう気合いを入れ、仕事に取り掛かった。
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