君と恋する奇跡~優しい笑顔に恋をして~
「…うーん。雅はどこに行きたい?」


え、質問返しっ?


「まさか、誘ったのにどこに行くか決めてなかったの?」



あたしの質問に、麻里亜は「うん、ごめん」と答えた。


まあ、それはいいけどさ。


どこ行こうかな?



「とりあえず喫茶店入んない?暑いし、お腹すかない?」



麻里亜の言葉にあたしは時計を見た。


今の時刻は13時。


そういえば、お昼食べてないなー。


たしかに、お腹はすいてるかも。



「そだね。喫茶店行こっか」



行き先を喫茶店に決めたあたしたちは、駅近くの小さな喫茶店に入った。
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