君と恋する奇跡~優しい笑顔に恋をして~
「あっ、もうこんな時間だ」


ケータイを見て麻里亜がそう言った。



気づけば、もう3時間も経っている。


麻里亜との話が面白くて、ついつい時間が経つのを忘れていた。



「麻里亜、なんか用事あるの?」


「うん、ちょっと」


「そっか」



じゃあそろそろ帰りますか。



あたしたちは席を立ち、会計をし店を出た。



「んじゃまたね。また遊べたら遊ぼ?」


「うん、わかった。またメールするね。バイバイ」



あたしは手を振って、麻里亜と別れた。


久しぶりに会えてよかったな。


相変わらず麻里亜の話は面白いし。



そんなことを思いながら、ルンルンな気分で帰っているときだった。
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