輝く光の中で
「莉那、大丈夫?ごめんね、今まで言えなくて・・・・・」

「・・・・・だ・大丈夫・・・私の事は、気に・・しないで・・・・」

「そうだな。莉那、これで俺の正体も解った事だから、これからは
 遠慮なしで行くぞ!」

「な・なにを・遠慮なしなの?・・・・」

「んっ、いろいろと・・・・」ニヤ・・・・・智の背中に黒い羽根を見た!

「さて、莉那、俺達は、日本へ帰ろうか!」

「えっ、折角ニューヨークへ来たんだから、2・3日、ゆっくり
 したいんだけど・・・・・」

「駄目だ。日本へ帰って、やらなきゃならない事があるから
 帰るぞ! じゃー、お袋、万梨阿、親父によろしく言っておいてくれ」

「ちょ・ちょっと・智・・・・何すんのよ!万梨阿~助けて~」

莉那は、智に担がれて、日本へ帰って行った・・・。

莉那、ご愁傷様・・・・・チーン・・・。

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