輝く光の中で
「「「「「「かんぱーい」」」」」」

俺とマリー、セドリックにエリオット、そして秘書のエドワードにクリス
の6人で、飲み始めた。

「こうやって、皆で飲むのは、初めてだな・・・・」と、エリオット。

「そうだな、会社を立ち上げて、今まで休みらしい休みもなかったしな」
 と、セドリック。

「本当に、最初はどうなるかとハラハラしましたが、よくここまで
 成長してくれたと思います・・・。」と、エドワード。

それぞれが、今まで頑張って来た事を、振り返っていた・・・。

「しかし俺達も、24歳か・・・。他の連中は、そろそろ結婚する
 奴も出てきているなぁー・・・・」

「そうだな。我が国は、結婚年齢が、意外に早いからな・・・・。」
と、俺が答える。

「クリスたちも、親から、そろそろ結婚の話も出てきているんじゃない?」
と、エリオットがクリスに聞いた。

「私には、まだ話は、これと言ってきていないです・・・・」
と、クリスが答えた。

「マリーも、良い相手がいたら、先に結婚して良いぞ!」と、俺が
マリーに言うと、マリーが

「えっ、お兄様より先に結婚なんてしませんよ!」と、反論したが

「マリー、俺は、当分結婚は考えられない。俺を待っていると国民から
 行かず後家のお姫様って言われるぞ!ハハハッ」

「全く、お兄様、酷いです! 私は、私の考えで、結婚します!」

そんな兄弟の会話をしている最中、クリスが胸を痛めているなど
思いもよらなかった・・・。

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