輝く光の中で
アルが出かけた後、輝は、まだ体調が完全ではないためか、
またすぐに眠くなり、昼寝に入ってしまった。

輝をベットに寝せて、私は、パソコンを取り出し、メールのチェックを
して、返信を打ったりしていると、ドアのチャイムが鳴った。

ビーーーー・ビーーーー♪

アルが帰って来るには、早いし、ルームサービスも頼んでないし
『誰かな？』と、思いながら、ドアを開けた。

「はい・・・・」ガチャ

ドアを開けたら、品の良い40代の男性が立っていた・・・・。

「どちら様でしょうか？」

「初めまして、私は、アルフレッドの父親のフィリップと、
　申します。あなたが、万梨阿さんですね？」

「はい・・・あっ、すみません。国王陛下ですね！
　失礼いたしました。どうぞ、中へお入りください」

まさか、陛下が訪ねて来るとは思わず、驚いて失礼してしまった。

「申し訳ありません。少し散らかってますが、おかけに
　なってください」

「ありがとう。そうさせてもらうよ」と、陛下はそう答えると、
ソファーに座った。

私は、コーヒーを淹れ、陛下にお出しして、私もソファー
に座った。
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