輝く光の中で
「しかし、可愛い子だ。本当に、お前にそっくりだな・・・
 誰が見ても、お前の子だな・・・・。ミランダに言ったら
 大騒ぎになりそうだな。」

「はい、母上が見たら、どうなるんでしょう?・・・・」

「ミランダ???」

「あっ、母上の名前だよ。」そうアルは、教えてくれた。

「アル、明日、元老院を集めておくから、話をしろ。万梨阿さんも
 宮殿に来てもらって、ミランダに会ってもらいなさい。」

「はい、承知しました。」

「じゃー、私は、これで帰るから、明日、待ってる。万梨阿さん
 一旦は、日本へ帰るうじゃろ?」

「はい、来週には迎えが来ますので、一旦、帰ります。」

「アル、エドワードに連絡して、スケジュールの調節して、
 万梨阿さんと、一回、日本へ行って来なさい。そして、
 こちらの不義理をお詫びして、結婚の許しを貰って来なさい。」

「はい、ありがとうございます。そうさせていただきます。」

そう言って、陛下は、迎えに来た車で帰って行った。

明日は、いよいよ宮殿か・・・・・。
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