輝く光の中で
翌朝、天気も良く、気分爽快で目が覚めた。

朝食を食べたあと、皆が泊まっているホテルに行き、そこの
美容室で、ドレスに着替え、支度を整え終わると、両親に両家の祖父母
に叔父様達に、蕾と瑠璃と莉那と楓香さんが、控室に入ってきた。

皆に、私は挨拶をし、私は、迎えにきたリムジンに乗り、教会へ向かった。

教会の前では、既に、国民から報道陣まで、人が大勢集まっていて
皆から祝福の声をもらった。

教会に入ると、既に招待客の方々は、席に着いており、私は、
父と一緒に、アルの元へと、バージンロードを歩いた。

父からアルへと、バトンタッチされ、その後神父様の前で、
誓いの言葉を述べ、指輪を交換した。

全ての儀式が終わり、私たちは、夫婦になった・・・・。

教会をアルと一緒に出ると、目がくらむほどのフラッシュと
歓声で、一瞬頭の中が真っ白になったが、アルと一緒に
手を振り、私たちは、宮殿へ向かった。

宮殿に着くと、王室の皆と一緒に、写真を撮ったり、
国民へのお披露目があったりしたが、予定通りに全てが
事を運び、その後漸く、食事にありつけた・・・。

宮殿では、招待客に晩餐会が用意されており、それぞれが
用意された席につき、陛下の言葉を頂いてから、食事が
始まった。

晩餐会も無事に済み、私たちが屋敷の戻って来たのは
日付を変わる、少し前だった。



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