輝く光の中で
二人で、夕方、私の部屋に来た。

「どうぞ、召し上がれ」

「日本のお煎餅と、羊羹よ。後は、日本茶」

「わぁー、初めて・・・いただきます・・パク・・・」

「いただきます~パク」

「「美味しい」」

二人とも、羊羹が気に入ったようで、また日本茶もお煎餅も
気に入ってくれた。

「あのねー、二人に話があるの?」

「ん、どうしたの?もしかしてアルバート様の事?」

アリスが何気に聞いてきた・・・・恐ろしやアリス・・・・。

「うん、実は、付き合うことになって・・・・」と言いにくそうに話すと

「「すごーい」」二人で、はもった・・・。

「で、どっちか告白したの?」とアリスが聞けば

「えっ、いつから付き合うことになったの?」とスザンナ。

同時に二人から質問され、焦ったが、

「アルから告白されて、昨日から付き合うことになったの・・」

「「良かったね」」と、またはもった。

「でもね、この付き合いは、秘密にしたいの?」

「「何で?」」

「だって、アルは、人気物だし、多分セレブよね。
 私みたいな庶民とは、立場も違うし・・・・。出来れば
 大学では、あまり目立ちたくないの・・・・。」

「そうね、嫉妬や妬みも出るだろうから、これは三人の
 秘密ね。ねぇースザンナ?」

「そうね、賛成だわ!でも、アルバート様の方は、誰にも
 言わないの?」

「セドリックとエリオットだけには、話すって。
 やはり、協力者がいないと、何かと困ることも多いから・・・」

そう二人には、説明し、秘密の恋に協力してもらうことになった。
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