輝く光の中で
SIDE 智
俺は、片桐 智 20歳。本当の名は、九条 智
次期、九条財閥の跡取りだ。
今は、訳あって、母方の姓を名乗っている。
小さい頃から、九条の跡取りとして、育てられた・・・。
といっても、金持ちの世界の仕来りとかではなく、財閥を継ぐに
あたり、人として、上に立つものとしての姿を、祖父や叔父、
そして父の姿を見ながら育った・・・。
だから、子供といえども、三人は俺に対して容赦なく、特に仕事に
関しては、小学校の頃から、会社の会議など、ビデオで見せたりしながら
会社の仕組み、仕事の内容等、とことん叩き込まれた・・・。
まぁーもともと、三人の血があるせいか、中学に上がる頃には
頭角も出てきて、高校の時には、隠れ役員をして、会社の経営にも
携わってきた。
生まれてから中学1年までは、アメリカで過ごし、高校卒業するまでは
日本にいたが、大学は、再びアメリカへ渡り、2年で卒業し、
この秋、日本に帰って来た。
もう少し、アメリカにいて、親父の元で勉強したかったのだが
祖父と叔父が、しつこく『早く、日本に戻れ』と言うので
仕方なしに、帰って来た。
もっとも、日本には、俺の愛する莉那、西条グループの娘で
、妹の万梨阿の親友莉那がいる。
高校3年の時、莉那に告白され、付き合い始めたがその後、2年程、
遠恋をしたのち、この度、莉那の元に帰って来た。
もともと、莉那は俺の超タイプで、手に入れたかったのだが、
なにせ、万梨阿の親友という厄介な立場に居たため、手出し
出来ず、周りから固めて手に入れようと思案していた時に
『棚から牡丹餅』状態で、莉那から告白された・・・。
次期、九条財閥の跡取りだ。
今は、訳あって、母方の姓を名乗っている。
小さい頃から、九条の跡取りとして、育てられた・・・。
といっても、金持ちの世界の仕来りとかではなく、財閥を継ぐに
あたり、人として、上に立つものとしての姿を、祖父や叔父、
そして父の姿を見ながら育った・・・。
だから、子供といえども、三人は俺に対して容赦なく、特に仕事に
関しては、小学校の頃から、会社の会議など、ビデオで見せたりしながら
会社の仕組み、仕事の内容等、とことん叩き込まれた・・・。
まぁーもともと、三人の血があるせいか、中学に上がる頃には
頭角も出てきて、高校の時には、隠れ役員をして、会社の経営にも
携わってきた。
生まれてから中学1年までは、アメリカで過ごし、高校卒業するまでは
日本にいたが、大学は、再びアメリカへ渡り、2年で卒業し、
この秋、日本に帰って来た。
もう少し、アメリカにいて、親父の元で勉強したかったのだが
祖父と叔父が、しつこく『早く、日本に戻れ』と言うので
仕方なしに、帰って来た。
もっとも、日本には、俺の愛する莉那、西条グループの娘で
、妹の万梨阿の親友莉那がいる。
高校3年の時、莉那に告白され、付き合い始めたがその後、2年程、
遠恋をしたのち、この度、莉那の元に帰って来た。
もともと、莉那は俺の超タイプで、手に入れたかったのだが、
なにせ、万梨阿の親友という厄介な立場に居たため、手出し
出来ず、周りから固めて手に入れようと思案していた時に
『棚から牡丹餅』状態で、莉那から告白された・・・。