輝く光の中で
飛行機に乗り、座席は、アル達と離れていたので、蕾と瑠璃の
紹介は、ホテルに着いてからにしようと考えていたら、アルと
目が合った。

にっこり微笑まれて、ちょっと恥ずかしくなり、顔を真っ赤に
していたら、蕾と瑠璃にからかわれた・・・。

「ふぅーん、あの人が万梨阿の彼氏ね・・・」と蕾が言えば

「あら、良い男じゃない」と瑠璃が言い

「でも、なんで、席が遠いの?なんで、話さないの?」

必ず聞かれると思っていたので

「彼は、上流社会の人で、大学でもかなり人気があるのよ
 私は、彼と付き合うことで、変な事に巻き込まれたくない
 から、私から、周りの人たちには秘密にして欲しい!って
 お願いしたのよ・・・。この飛行機にだって、見ているか
 、わからないから、ホテルに着いたら、二人には紹介するわね」

「「了解」」

とりあえず、二人には納得してもらえたようだ。

今のアルとの生活を守るためにも、人目を避けたいのが
本音だ・・・。

これから二人の行く先が、見えない以上、公には出来ない・・・。

そう思う事で、現実を見ないようにしていた。
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