輝く光の中で
フランスに入り、ホテルまでタクシーで向かい、
ホテルのロビーで、アル達と落ち合った。

素早く、6人でチェックインを済ませ、私とアルの部屋が
スイートだったので、そこに皆が集合することになった。

しかし、スイートとは・・・・莉那・・・普通でいいのに・・・・。

部屋に入ると、アルが、「万梨阿」と呼び、キスをしてきた。

アルのキスに応えたあと、窓際に二人で立つと、パリの町が
一望出来た。

「凄く綺麗ね・・・・。」

「そうだね、万梨阿の友達は、最高の部屋を取ってくれたね」

「ほんと、まさかスイートにするなんて・・・・」

「それも、この部屋、ただよ!」

すると、アルは、驚いて

「なんだって・・・どうゆうことだ?万梨阿」

「私へのお祝いですって!初彼氏の」

「・・・・・。ブハハハッ・・・そうか・・いいのか?」

「うん、いいんじゃない!?どうせ、智からも出ていると
 思うし・・・・。」

「君のお兄さん、僕たちの事知らないんだよね・・・・?」

「うん、でも、今回、蕾達と旅行するのは知っているから
 多分、智と蕾のお兄さんからも、お金は出ているはずよ」

「君たちは、何者なんだ?」

「ちょっと、お金を持っている人が、周りにいるだけで
 私たちは、至って庶民よ・・・」

そう、アルに告げた・・・。
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