輝く光の中で
ピンポーン♪

「あっ、皆、来たわね。はーい」ガチャ

「どうぞー」と皆を部屋に通した。

「さすが、スイートね。莉那も奮発したわね!」と蕾が言った。

「皆、座って。紹介するわ。同じ大学の留学生で、こちらがアル。
 そして、アルの隣がセドリック、その隣がエリオットよ。
 そして、こっちに座っているのが、蕾。彼女も留学生よ。
 そして、こっちが瑠璃。彼女は今日本の大学に通っているわ。」

「「「「「よろしく」」」」」

一通り、紹介が済んだので、コーヒーを淹れにキッチンの方へ
向かった。

アルも一緒に着いていたので、二人でコーヒーを淹れていると
何やら楽しそうな話し声が聞こえてきた。

4人で、蕾の大学の話や、日本の大学の話などしていたみたいで
セドリックとエリオットは、興味津々で話を聞いていた。

コーヒーを持って行くと、瑠璃が、日本から持ってきた
お菓子を、出して来た。

「これは、なに?」とセドリック。

「これは、羊羹よ。」と瑠璃が答え

「よ・う・か・ん?」とエリオットが聞いた。

「アルは、食べたことあるわよね!? 」

「あー、美味しかったよ。初めて食べた味だった。」

羊羹を見つめながら、セドリック達は、一口、羊羹を食べ

「「美味い」」と、言い「日本のお菓子は、案外甘くないんだね」
とエリオットが言った。

「そうね、今は、あまり甘いものより、甘さ控え目が多いかな?」

と、瑠璃が説明した。
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