輝く光の中で
「万梨阿、こっちがクリスマスプレゼント。こっちが
 誕生日プレゼント。開けてみて・・・」

「えっ、二つもいいの?」なんと、アルは、二つもプレゼントを
用意していた。

きっと、私の誕生日を知って、急遽、用意したのだろう。

「ありがとう。・・嬉しい。アル、これは、私からのプレゼント」

「ありがとう、万梨阿。まずは、万梨阿が開けてみて・・」

と、言われ、最初にクリスマスプレゼントを開けた。

それは、小さな箱に入ったピアスだった。

「可愛い、これ、ピンクダイヤ?」

「うん、万梨阿に似合うと思って、これにしてみた・・・気に入って
 くれたかな?」

「うん、ありがとう。とっても素敵よ!」

そして、もう一つの箱も開けて見た・・・・・。

その箱には、ピアスと御揃いのネックレスが入っていた。

「・・・・・・。綺麗・・・ありがとう、アル・・・」

「うん、本当は、指輪にしたかったけど、サイズが分からないし
 それは、後の楽しみにしようと思って、こっちにした・・」

「本当に、ありがとう。アルも、開けてみて・・」

アルも、細長い箱を、開けた。

「万梨阿、凄くいいよ。これ、ありがとう!」

アルには、男性用のネックレスをプレゼントした。

結構、存在感があって、でも品が合って、見つけた時、すぐに気に入り
、アルのプレゼントは、これしかないと思った。

二人で、楽しい時間を過ごし、部屋に戻ってからも、シャンパンで
再び、乾杯した。

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