輝く光の中で
新学期も始まり、再び元の生活に戻った。

「おはよう、アリス、スザンナ」

「「おはよう、万梨阿」」三人で、久しぶりに顔を
合わせ、お互いが休暇をどのように過ごしたか、など話
お土産ももらったりして、一日を過ごした。

夕方、いつものようにアルの部屋に居ると、チャイムが鳴った。

「アルが帰って来たのかしら？はぁーい」

ガチャ、戸を開けると、そこにはセドリックが立っていた。

「セドリック、どうしたの？」

「ちょっと、良いか？」

「どうぞ・・・。アルは？」

「もうすぐ、帰って来るが、その前万梨阿に話があるんだ・・・。」

「今、コーヒー入れるわね。座って・・・」

コーヒーを淹れにキッチンへ向かい、コーヒーを二つ淹れて
セドリックに一つ差し出した・・・。

「ありがとう、万梨阿・・・」

「どうしたの、セドリック？何か問題でも？」

「・・・・・・・。」

セドリックは、始め、何も喋らなかったが、意を決したように

「万梨阿、今すぐとは言わない。アルと別れてくれ・・・・」

それは、突然の事だった・・・。
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