ヤンキー先輩!
正体







「おはようございまーす。」


『あ!アユちゃんおはよー!今日のホールあたしとアユちゃん2人だからさー、頑張ろうね!』



今日のバイトは橋田さんと2人らしい。
しかし橋田さんは相変わらず美人だ。
髪も長い。
羨ましい。



「橋田さんはいつも髪が長くて綺麗ですね。」


『そうー?トリートメントの効果かなぁ?でも私はアユちゃんみたいなボブが似合うのってすごく羨ましいけどな。私は絶対似合わないもん。』




いや、どう考えても綺麗な長い髪が素敵だ。




そんな女子っぽい話をしながら私たちはホールに出る。




学校の近くにあるこのファミレスは、こんな平日の夕方は大抵学生で賑わっている。


今日も例外ではなく、やっぱり学校終わりの学生で溢れていた。





ただひ今日は一際賑やかなテーブルがあった。









『あ!アユちん出てきた!おーい!アユちんこっちこっちー!』






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