ヤンキー先輩!
そして
カルボ先輩がカルボナーラ、
他の三人はドリンクバー。
私は注文を受けて仕事に戻る。
『アユちゃん、あの人たちと仲良いの?』
戻るなり橋田さんは仕事の手を止めて言う。
「いや、今朝知り合ったばっかりです。橋田さんは何であの人たちのこと知ってるんですか?」
私は昨日から疑問に思っていたことを口にした。
すると橋田さんはまた驚いた顔をして
『知らないの?!』と、モナカやハンズと同じように反応した。
『あの人たち・・・特に彼、押谷雄星くんはこの辺じゃ知らない人はいないんじゃないかな。アユちゃんたち高校生なら尚更。まぁ私もよく知らないんだけど、簡単に言えば彼、極道の息子らしいよ。しかもすっごく強いんだって。』
え。
なに、そういう系?
そういうのって実際存在すんの?
そうなの?