ヤンキー先輩!







美人先輩にひたすら着いて来て、今まさに辿り着いたのは



「図書室?」




よくある漫画的なパターンで行くと、ここは校舎裏でしょ。
それで、たくさんの女子に囲まれてリンチでしょ。


ここまでの道のり、私はひたすら考えたんだ。この美人先輩に呼び出される理由を。



絶対あいつらだ。
あのヤンキー先輩たち。
あいつらとちょっと喋ったからってきっと調子のっとんなよボケがって罵られるに決まってるんだ。




いや、もうそれ以外考えられない。





『ほら、入んな。』


そう言って顎で図書室を指す美人先輩。



「は、はぁ・・・」
『返事はハイ』
「ハイぃっ!」



なんか、ヤンキー先輩たちより数倍恐いんですけど。




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