ヤンキー先輩!
「な、なに、コレ・・・」
あれから私はカルボと一緒に図書室に来た。
まさに今、図書室のドアを開けたなう。
するとどうだろう。
『お、押谷先輩!おはようございます!!!』
『押谷先輩、おはようございます!』
目の前には色とりどりの頭をしたたくさんのヤンキーくんたち。(恐らく。)
そんなヤンキーくんたちはみんな次々に頭を下げるけどカルボは全無視。フルシカト。
ていうか、この学校ってこんなにヤンキー居たの?
『て、あれ?佐々木さんじゃん!』
ふと名前を出されたのでそちらを向くと、こちらに向かって二カッと笑って八重歯をむき出しにした赤髪短髪のちょっと小柄な男が。