ヤンキー先輩!
『お前、毎日来いよ。図書室。』
そういいながら私のぷにぷに二の腕を握ったまま歩くカルボ。
「ば、バイトあるし。」
『あ?バイトある日は朝から来いよ』
なんか、
なんかさっきから甘くない?
急に。
なんなのさ。
「あんたの相手なんてたくさん居るじゃん。」
『だってお前居たら絶対ビリにはならねぇじゃん。』
当たり前だろ?みたいな顔でこちらを見る彼。
ちょっとドキドキしたのは内緒の話。
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