それでもいい。


『そろそろ行かない?』
『そうだなぁ』

教室から聞こえた声。

そろそろ出るのか・・・

そのまま教室の中から
少しはだけた状態の服のまま
俺らのいる教室の
もう一つの入り口から
俺らの存在何て気づかずに
去って行った。
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