【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
KING KISS*01

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ソイツは私の顎をクイッと持ち上げると
、ニヤッと笑った。



「お前、俺のこと好きだろ」



「す、好きな訳ないでしょ!?自惚れる
なバカっ!!」



そう言うと、ソイツはちょっと不機嫌そ
うな表情になって。



私を睨むように見下ろした。



「―――まったく、素直じゃないんだか
ら、お前」



素直になんて―――なれない、今更。



だって―――……。



それいじょう彼を見てられなくて、そっ
と目を伏せると、彼の低い声が耳に流し
込まれる。



「こっち、向けよ」



「嫌よっ……!」



「うん。じゃあ―――お仕置き」







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