【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★




さすがに二時間ぶっ通しで遊ぶのは辛い
。もう海を今は見たくもないし。



「あれ……杉本君たちは……」



そう言われて辺りを見回すも、どこにも
見当たらない。



どこに行っちゃったんだろう、とふと海
に目を向けたら―――。



「わ……すごい…」



思わずそう呟いてた。



なんと二人は、まだまだ余力が残ってる
らしく、二人で笑いながらサーフィンを
していた。



棗の笑顔なんてレアすぎて、思わず見つ
めてしまう。



屈託なくわらうその純粋な笑顔に、まだ
高校生のあどけなさが残ってる。



あの笑顔で皆に接したら、もう少し性格
よく見えるんだけどなぁ……。



なーんて思ってたら、サーフィンを中断
した二人が、やっぱり集まってた女の子
を掻き分けて、こちらにやってきた。






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