【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
一日目の仕事が終わって、帰宅したら、
もう夜の八時を回ろうとしていた。
でも今日は一日中仕事したから、明日は
一日中フリーだ!
ソファーでぐたっとくつろいでいると、
その横にドカッと棗が座った。
「もー、なんでわざわざ隣に来んのよ」
「あ?別に俺がどこに座ろうが俺の自由
だろーが」
傲慢!
でもまあ、言ってることは間違ってない
から、なんとも言えないんだけどさ。
ぷうーっと頬を膨らませていると、キッ
チンにいたお母さんがクスッと笑った。
「ふふっ、春も棗君も、すっかり仲良し
になっちゃって……。お母さん嬉しいわ
~」
「な、仲良くないし!」
「春ったら素直じゃないんだから。あ、
お父さん帰ってきた!」