【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
俺がちょっと注意すれば、優等生ぶって
ウザい、と言われて取り持ってくれなか
った。
優等生ぶってる事は否定しない。
別にキャラを作ってるとかじゃなく、だ
が素でこういう自分になった訳でもない
。
人望を勝ち得る為の努力は、それなりに
してきた。
教師には歯向かわず、勉強も、家で予習
や復習は欠かさなかった。
だから正直、ムカついた。
もうこんな奴ら、どうでもいいと思った
。
努力もしてない人間が、努力してる人間
を僻むのも妬むのも蔑むのも、なんて勝
手だろうか。
そんな奴ら、勝手に堕落の人生を辿って
いけば良いんだ。
そう思った。
そんなある日、俺のクラスの委員長が、
そいつらに絡まれていた。