【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★




「殴れるもんなら殴ってみなさいよ!絶
対私は屈しないから!」



「なっ……!」



「どっちが弱虫よ、この弱虫クズ人間!
大勢でしか動けないくせして。あんたら
それでも男!?一人じゃ何も出来ない弱
虫のくせに!


一人でも頑張って自分の意志を貫いてる
この子の方が、ずっと強いわよ!」



「ふざけんなあぁ!!」



男たちは、彼女の正論に完璧に言い負か
され、逆上して拳を降り下ろした。



―――パスッ



「いい加減にしろよお前ら。先生呼ぶぞ
?」



俺は男たちと彼女の間に割ってはいり、
拳を受け止めてそう言った。



そう言うとそいつらは舌打ちをして、去
っていった。



「……あ、ありがとう東野君」





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