【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
クスリ、と微かな笑い声がしたと同時に
、唇を奪われた。
「んっ……!!」
ぶつけるようなキスの後、なんだか頭が
くらくらする私に、彼は―――
「お前は俺に惚れるよ。俺の言うことに
間違いなんかねぇ。残念だったな、お姉
ちゃん?」
そう。
今更どうしろっていうの。
私達はもう―――姉弟なのに。
だけど媚薬みたいなソイツの熱と声が離
れない。
絶対―――
好きだなんて、言わない。