【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
……こわっ!!想像するだけで泣けて来
る……。
―――ガチャ……
そんなとき、不意に部屋のドアが開いた
。だけどベッドに突っ伏してるから、誰
かはわからない。
お母さん……?
一度そう思ったら、もうそうとしか思え
なくて、私は気付けば愚痴を溢していた
。
「お母さん……お母さんの再婚は嬉しい
けど、私上手くやっていける自信ないよ
……」
「……」
「ねえ知ってた?忠人さんの息子のアイ
ツ、学校でトップを争うモテ男なんだよ
?そんなのと一緒に住んでるってバレた
ら絶対いじめられる……」
そう言いながら、だんだんと涙声になっ
てる自分が居た。
不安だった。