【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
いつの間にか放課後になっていたらしく
、さっきの女が腕に絡み付いてきた。
ウゼェ……。つか、くせぇ。
香水の匂いが鼻を掠めるたび、吐き気に
催されながら、連れていかれたラブホテ
ル。
……抱かれる気満々なのが、更にウゼェ
。
「棗くん、行こ?」
「……。」
「棗くんだって、こういう目的の為に着
いてきたんでしょ?」
……本当にウゼェな、この女。
―――ホテルに入ると、女は早速服を脱
ぎ出した。
止める間もなく、女は下着姿になって、
俺に近付く。
「気持ちよく、してね?」
女はクスッと妖艶に微笑むと、俺に深く
口付けてきた。