【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
俺はそんな女のキスに応えながら、女を
ベッドに押し倒した。
―――だが。
「……やっぱ、無理だわ」
俺は女とのキスを止めると、ベッドから
降りた。
いつも、いつもこうだ。
どれだけ女を抱こうとしても、結局出来
ない。
どんなに綺麗な女も、俺には全然魅力を
感じられない。
―――アイツしか、要らない。
「ふーん。聞いてた通りね」
女はさして驚いて居ないのか、淡白な口
調でそう言うと、服をきだして。
「"最後までヤってくれない"って噂、本
当だったんだ?」
そう言って、笑った。