【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
んだよ……。
知ってるんだったら、俺の所に来なきゃ
良かったじゃねーか。
つか、女って本当に凄いな。そんな事ま
で他人にペラペラ喋れるのかよ。
頭イカれてる。自分に魅力が無かったん
だってなんで気付かねーんだよ。
「この香水、キツいでしょ?すっごい甘
ったるいもんね。私、大嫌いなの」
自分の洋服を摘まんで、そういい出した
女。
……何いってんだよ、この女。
訳がわからずにいる俺に、女はクスッと
笑った。
「あんたに近付くバカ女に少しでも似せ
る為に、借りてきたのよ。しゃべり方も
、あんたにまとわりついてる女そっくり
だったでしょ?」
私ってば女優になれるかも、とクスクス
と笑った女。
「お前……誰だよ」