【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
妬み。
僻み。
そんなに言うんだったら、もっと勉強し
たら良いじゃない。
自分の上をいかれるのがムカつくなら、
私を追い越したらいい。
私はそんな事で、恨んだり、妬んだり、
したりしないんだから。
私は、トイレの水を流した。
それでも、まさか私が入ってるとは思っ
ても無いのか、彼女達はずっと話を続け
てる。
『ああいう子は、先生しか味方が居ない
んだよ』
『あはっ!確かに~!』
―――もう、嫌。
「なんでそんな風に言うの……?」
とうとう私は我慢出来なくて、ぎゅっと
拳を握りながら、彼女達の前に出た。