【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
一瞬驚いたような表情を見せた彼女達は
、すぐに鬱陶しそうな表情になって。
微かな嘲笑いを浮かべた。
『なに?本当の事しか言ってないじゃん
。先生に頼ることしか出来ない弱虫のク
セに』
あんたらは、友達で群れることしか出来
ない弱虫じゃない。
私が、いつ先生を頼ったのよ?
私が、いつ―――……。
「うるさいっ!あんたらなんて、お互い
の顔色伺って、ご機嫌取りしあってる腐
った友情のくせに!
私の何がわかるのよ……!私のなにが、
あんたたちに……っ」
『は?逆ギレ?ウザ』
悔しい。
悔しい。
こんな奴等に見下されてる自分が悔しい。
もっと口が巧かったら良かったのに。