【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
もう三度目のジェットコースターに、流
石の東野君も苦笑いだ。
「柏木、取り敢えず、そろそろお昼にし
よ?ちょっと早いけど……。そしたらま
た、乗ろうよ」
「あ、そうだね……っ!」
自分ばっかりはしゃいじゃった事に恥ず
かしさを覚えながら、東野君の隣に並ぶ
。
それから、チラッと東野君を見上げると
、丁度、東野君と目があった。
「……どうかした?」
「ん…。あの、ごめんね?」
そう謝ると、ちょっと怪訝そうな顔をし
て、首を傾げる東野君。
「何が?」
そう言われて、ちょっと口ごもって。
俯きながら、口を開いた。
「ジェットコースター……」