【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
愛しくてたまらないアイツに、キスも、
それ以上の事もしそうになった。
昨日はやけにお洒落して出掛けたかと思
えば、今朝は堂々とのろけ話なんてしや
がって。
キスしたって恥ずかしそうに言ってるア
イツに腹が立った。
せっかく、今日からはアタックしてこう
って思った意気込みを朝からへし折られ
て。
ムカついて、つい机を蹴り飛ばしたけど
。
……まぁ、仕方ない。
「あーくそ……!」
東野の顔が何度も脳裏にちらついて、ム
カつく。
俺の脳内での東野はいつだって余裕げで
、俺を嘲笑ってて……。
俺はいつだって東野には追い付かないん
だ―――……。