【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
そんな美怜に東野君も苦笑いしてる。
「……ごめんな。柏木は俺のだから」
まさかそんな風に言われるとは思っても
みなくて、思わず東野君を見上げて赤面
してしまう。
と、東野君!?
だけど東野君は一切気にしてないように
、美怜に微笑みかけて。
美怜はそんな東野君を睨んでいたけど、
やがて諦めたようにため息を吐いた。
「……はぁ、もういいよ。ラブラブすぎ
て目が腐りそう!」
しっし、と手で追い払うようにした美怜
に、再度バイバイを告げて、東野君と歩
き出す。
下駄箱を出ると、東野君が手を差し出し
てきた。